大学生の借金20万やばい返せないから抜け出す2つの方法
「大学生借金20万やばい」や「大学生借金いくらまで」と検索している人はすでにかなりやばい状況です。
金利14%~18%で20万円の借金をしている人は、1年ごとに最大で約3.6万円の利息が加算されていくので早期の解決が必要です。
大学生で借金が20万円に到達している人は今後も増える可能性があり、社会人になっても借金を返すだけの人生になる可能性が高いです。
借金を早く返す方法を知らなければ、自分の将来を棒に振るだけでなく、家族や友人にも迷惑をかける事態におちいります。
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大学生の借金20万円がやばい理由
- 借りている量が身の丈に合わない
- 返済額が手取りの3分の1以上
- 2社以上から借り入れをしている
- ギャンブルで借金を作った
- 滞納や延滞をしている
借りている金額が身の丈に合わない
アルバイトの収入が年間60万円以下(月収は5万円)の人で借金を20万円以上している人は、借りている金額が身の丈にあっていないため、非常にやばいです。
貸金業者が貸し付けできるお金は原則として「総量規制」という法律から、年収の3分の1までと決まっています。
総量規制の法律がつくられた背景には、年収の3分の1以上借りた人の多くが、多重債務をして借金の返済ができず、生活苦になって自殺者が増えたことにあります。
返済が追い付かない人は複数の貸金業者からお金を借りる傾向が高く、借金地獄に落ちていきます。
最終的に返済ができなくなる金額まで借金が増えると破産をするしかなくなりますが、現実逃避から自ら命を絶ってしまう人も少なくありません。
まさに今年収の3分の1に到達している人は総量規制の法律がつくられた歴史と同じ道をたどっているので大変危険です。
人生を棒に振る前に家族や弁護士・司法書士に相談すべきです。
返済額が手取りの3分の1以上
貸金業者は「総量規制」という法律で年収の3分の1以上の貸し付けは禁止されています。
しかし、債務者(あなた)は複数社から借りれば20万円以上の借金をすることが可能です。
年収が60万円の人の手取りは約5万円程度ですので、1.6万円以上を返済に当てている人は総量規定を超えている可能性があるため非常にやばいです。
借金を解決できる弁護士や司法書士は無料で相談に乗ってくれ、着手金も無料でおこなえるところが多いので今すぐ相談にいくべきです。
2社以上から借り入れをしている
2社以上から借りている人は返済能力が追いついていない可能性が高いです。そのため、今後もさらに借り入れ業者を増やす可能性があります。
2社以上借りている人の多くは、借金を借金で返す自転車操業をしている傾向が高く、借金が返せないどころか、さらに増えている人が多いです。
複数社から借り入れを繰り返すと、闇金業者に手を出す可能性も捨てきれません。
闇金業者からお金を借りてしまうと身内や友人、近所の人、職場に迷惑がかかるので危険です。
人生が破滅する前に今すぐ弁護士や司法書士に相談すべきです。
闇金業者は近所への顔写真付きのビラを巻いたり、アルバイト先や学校への取り立て、嫌がらせ行為などを平気でおこないます。
1人暮らしをして隠れた生活を送っていても実家を特定されて家族が攻撃される可能性があります。
ギャンブルで借金を作った
ギャンブルで借金をつくると雪だるま式に増えていきます。
その中でもパチンコやオンカジ(オンラインカジノ)で借金を増やしてしまう人が多く、借金がヤバいと言われる総量規制(年収の3分の1以上の借金)を簡単に超えるケースも珍しくありません。
常にパチンコやオンカジのことを考えているという人はギャンブル依存症です。ギャンブル依存症は借金を無くしても治らないため、依存症を治すことも同時にしなくてはいけません。
滞納や延滞をしている
借金の返済を延滞したり、滞納してため込んでいると借金を解決する債務整理という手続きをしなくてもブラックリストに載ることになります。
また、延滞と滞納を繰り返すと遅延損害金が発生し、借金がさらに膨れ上がります。
貸金業者からの督促を無視し続けると財産を全て差し押さえられてしまいます。財産を差し押さえされると弁護士や司法書士でも対応できなくなります。
延滞や滞納をするということは返済する能力がないのと同じですので、一刻も早く弁護士や司法書士に債務整理の相談をするべきです。
大学生が借金20万を返済するためにすべきこと
生活の支出を見直す
20万円の借金は生活の支出を見直すことで完済できる可能性があります。
毎月の支出で見直す必要があるのは固定費や嗜好品、娯楽、交際費です。
見直すべき固定費
- 家賃(電気ガス水道も含む)
- 通信(スマホ代・WiFiなどネット環境)
実家に戻れるのであれば、一人暮らしをやめて実家に戻り、家賃分を浮かせるべきです。実家に帰ることができないときは電気代やガス代を節約する必要があります。
大学生の持つスマホのほとんどは娯楽でのツールでしかないため、利用を制限して通信費を浮かせることも大切です。
見直すべきその他のお金
- 嗜好品(お菓子・たばこ・酒など)
- 娯楽(ゲーム・遊び・推し活など)
- 交際費(外食など)
固定費以外の支出はできるだけ減らしたり、なくすべきです。
特に嗜好品や娯楽は依存性が高いものも多いため、我慢することで20万円の借金もすぐに返せるというケースもあります。
「分かってはいるけどやめられない」という人は分かっていません。依存症の可能性があるため、カウンセリングを受けるべきです。
大学生で作った借金20万を返済できない人の返し方
親のすねをかじる
消費者金融で借金をしていることを白状し、援助してもらうのも1つの手段です。
20万円の借金は時間をかければ返せると思っている人がいますが、消費者金融で借りたお金には利息がつくため、時間がかかるほど増えていきます。
借金の総額 | |
---|---|
1年目 | 23万6,000円 |
2年目 | 27万2,000円 |
3年目 | 30万8,000円 |
4年目 | 34万4,000円 |
アコムやアイフル、カレッヂ、学協といった消費者金融は金利17%~18%と非常に高いため、1年間返済が伸びるだけで約3.6万円の利息が付きます。
親に怒られるのが嫌で言えない人は、怒られるのと毎年3.6万円借金が増えるのとどちらが良いでしょうか。
任意整理をして借金を減らす
任意整理とは貸金業者と交渉して利息をカットして元金だけ返済することができる手続きです。
任意整理は弁護士や司法書士に依頼すると簡単にできます。
大学生が弁護士や司法書士に相談することも珍しいことではありません。
また、弁護士や司法書士に依頼したからといって就職活動に影響が出ることは一切ありません。
任意整理にかかる費用
任意整理にかかる費用は20万円の借金なら、2万円~5万円程度ですることができます。
1年~2年間で返済できる人は任意整理をするメリットがあまりありません。
しかし、返済の見通しがない人や2年以上かかる人は任意整理した方が結果的にお得です。
任意整理すべき人の条件
1社からの借り入れをしていたとき
借金の金利 | 通常の返済総額 | 任意整理後の総額 |
---|---|---|
金利18% | 30万8,000円 | 23万円(目安) |
金利17% | 30万2,000円 | |
金利16% | 29万6,000円 | |
金利15% | 29万円 | |
金利14% | 28万4,000円 |
借金の返済に3年以上かかる人は任意整理をした方が6万円以上お得になるケースがあります。また、任意整理をすると3年~5年で完済する分割支払いの契約もできるようになるので毎月の返済額をグンと減らすこともできます。
2社以上からの借り入れをしていたとき
借金の金利 | 通常の返済総額 | 任意整理後の総額 |
---|---|---|
金利18% | 30万8,000円 | 25万円(目安) |
金利17% | 30万2,000円 | |
金利16% | 29万6,000円 | |
金利15% | 29万円 | |
金利14% | 28万4,000円 |
借金の返済に3年以上かかる人は任意整理をした方が4万円以上お得になるケースがあります。また、任意整理をすると3年~5年で完済する分割支払いの契約もできるようになるので毎月の返済額をグンと減らすこともできます。
任意整理の依頼料は貸金業者1社あたりに費用がかかります。そのため、3社以上の借り入れになると依頼料の方が高くなる可能性があるので、どのように返済をしていくべきか相談する必要があります。
金利14%以下になると20万円の借金では、すべての業者を任意整理すると依頼料の方が高くなるケースがあるので依頼せず、自力で返済した方がよいこともあります。
大学生が自己破産をするのはむずかしい
自己破産は裁判所から借金の返済能力がないと認められたときに借金が免除される手続きです。
働けば返済できると判断されれば自己破産はできません。
特に学生ローンは借り入れ上限額が低く設定されていることが多いので、働いて返すべきと判決されることは多いです。
また、保証人がついている借金(奨学金など)を自己破産すると、保証人が借金をすべて肩代わりすることになります。
奨学金で返済する
借金を借金で返済するのは自転車操業と変わらないため良いとは言えません。
しかし、奨学金は消費者金融で借りるよりも利息が低いため、長い目で見れば総返済額は低くすみます。
奨学金の申し込み期間は年1回で決められた日時でおこなわれるため春先の申し込みタイミングを逃すと来年まで利用はできません。
大学生で作った借金20万は何年で返済すべきか
2年以内に返すのが理想
1年ごとに返済期間を延ばすと約3.6万円ずつ利息が上乗せされるため、本来なら今すぐにでも頼れる人に相談したりして完済すべきです。
しかし、頼れない人は遅くとも2年以内に完済する計画を立てるべきです。
完済までに3年以上かかる人は弁護士や司法書士に任意整理の依頼をした方が良いです。
借金の総額 | |
---|---|
1年目 | 23万6,000円 |
2年目 | 27万2,000円 |
3年目 | 30万8,000円 |
4年目 | 34万4,000円 |
大学生が借金したらやばい消費者金融
前提として収入が安定しなかったり、親からの支援で生活している大学生が借金をするのはやばいことだと認知してください。
その上で借金をするとやばい消費者金融は奨学金(日本学生支援機構)の全てです。
学生が自分名義で借りることができる学生ローンというサービスがありますが、学生だから安く借りられるということは一切ないです。
奨学金(日本学生支援機構)の金利は0.07%~1.5%ですが、消費者金融は利息制限法である18%~20%に設定しているところが多いです。
消費者金融 | 上限金利 |
---|---|
アコム | 18.0% |
アイフル | 18.0% |
プロミス | 17.8% |
SMBCモビット | 18.0% |
レイク | 18.0% |
カレッヂ | 17.0% |
フレンド田 | 17.0% |
アイシーローン | 20.0% |
アミーゴ | 16.8% |
イー・キャンパス | 16.5% |
マルイ | 17.0% |
ニチデン | 9.125% |
友林堂 | 16.8% |
キャンパスクレジット ヤングローン | 16.8% |
学協 | 17.52% |
学灯社 | 18.0% |
大学生で奨学金以外での借り入れはやめるべきです。
大学生で作った借金20万を返せない人によくある質問
- 借金はいくらからやばいの?
-
借金のやばいボーダーラインは自分の年収の3分の1になります。年収が60万円の人は20万円の借金をしているとやばいということになります。詳しくは「大学生の借金20万円がやばい理由」で解説しています。
- 借金20万は何年で返済すべき?
-
借金はできるだけ早く返すべきです。遅くても借り入れから1年間で返すことを目標にすべきです。返済総額は1年ごとに約3.6万円増えていきます。返済に3年以上かかるという人は弁護士や司法書士に任意整理の依頼をした方が安く済むケースがあります。詳しくは「大学生で作った借金20万を返済するためにすべきこと」をご覧ください。
- 借金の相談はどこにすべき?
-
借金を解決することをゴールとした場合に相談すべき場所は3つだけです。1つ目は法テラス、2つ目は弁護士事務所、3つ目は司法書士事務所です。法テラスには利用するための条件があるため、審査をする時間がない人は弁護士や司法書士に直接相談した方が良いです。詳しくは「借金の相談はどこがいい?相談先」をご覧ください。